シグナルの前に条件を入れる
シグナルを出す前に前提条件を入れることができます。
ゴールデンクロスなどの順張りシグナルが有効に働くための前提条件として、相場に上昇トレンドが発生しているなどの条件が必要なことがあります。これらの前提条件には、「フィルター」と「マルチタイムフレーム分析(MTF)」による方法があります。
フィルターはボラティリティ、スプレッド、時間帯、前回のポジションの時間などで決定されます。
例えば、
「直近1時間のボラティリティが10pips以上のとき」
「アジア時間のとき」
「スプレッドが0.8銭未満のとき」
「前回の取引から6時間以上たったとき」
この機能を使うと、余計な損失を防ぐことができます。
テクニカル指標が関与しない条件をフィルターとして扱います。
これにより、逆張りのシグナルとアジア時間を組み合わせたり、
指標発表前を避けることが可能です。
マルチタイムフレーム分析(MTF)
マルチタイムフレーム分析を用いて自動売買させることも可能です。
マルチタイムフレーム分析とは、今見ている時間軸よりも大きな時間軸から
相場の環境認識を分析する方法です。
例えば、
「ドル円において、日足のADXが増加しているときに、
1時間足のADXも増加していて、
15分足がゴールデンクロスしたら買いエントリー」
などの売買ロジックがMTFになります。
MTFは売買条件が厳しくなりますので、単一ロジックですと、たとえスキャルピングでもトレード回数が 激減します。そのため、マルチシグナルと組み合わせることをオススメ致します。
ただし、サポートライン・レジスタンスラインをMTFに使用する場合は、
サポートライン・レジスタンスラインを算出する計算式を明確に定義していただく必要があります。
(ex.過去100本の最高値をレジスタンスラインにする)