オーダーの種類
注文方法には、成行注文・指値注文・逆指値注文がございます。
特別なこだわりがないのであれば、成行注文をオススメいたします。
裁量トレードの際は、指値注文や逆指値注文をすることで、
疑似的にシステムトレードのようなことが可能になります。
システムトレードの場合は、コンピューターが自動で取引を行うので、
精密に価格を設定したい場合以外は基本的に成行注文で行われます。
成行注文では希望した価格からスリップすることがあります。
これはボラティリティの大きい指標発表時に顕著にあらわれます。
そういったことを防ぐ方法の一つが指値注文・逆指値注文です。
自動売買プログラムにおいても成行注文以外の注文方法が可能です。
買い注文の場合、現在よりも高い価格での注文が逆指値注文。現在よりも低い価格での注文が指値注文になります。
また、売り注文の場合、現在よりも低い価格での注文が逆指値注文、現在よりも高い価格での注文が指値注文になります。
スキャルピングなどで注文する場合は、逆指値注文にすることをオススメ致します。
また、指値注文がスリップすることはほとんどありませんが、逆指値注文はスリップすることがあります。 これは、ブローカーの仕様によるもので避けることはできません。(指値注文が滑るときは有利に滑りやすく、逆指値注文が滑るときには不利に滑りやすい傾向があります)
予約注文(指値注文・逆指値注文)のメリット・デメリット
予約注文方式をとることでより意図した価格に近いレートでのオーダーが可能となります。
また、EAを稼働中にネットワークが切断された場合(落雷、回線トラブル、強制シャットダウン)でも 決算の予約注文を出しておけば、自動で取引をしてくれるので、リスク回避することができます。
しかし、頻繁に予約注文を行うとFX会社のサーバーに負荷がかかり、口座を凍結される恐れがあります。 特にポジションを数秒から数分しか持たないスキャルピングの場合にはオーダーを更新するなどの予約注文は 口座凍結(資金を引き出せない)可能性がありますので、ご注意ください。