複数の決済方法を組み込むことが可能
数種類の決済方法(テクニカル指標、固定pips、時間制限など)をEAに組み込むことが可能です。
一般的には、ロジックによる決済(ex.MACDが0ラインを超えたら決済)などの決済方法がありますが、
その他にも
「固定ストップ・固定リミット(指値逆指値)」
「トレーリングストップ」、
「ギャントレーリングストップ」、
「時間制限」
などのポジション決済方法を組み込むことが可能です。
ロジックによる決済のみの場合、シグナルが正しく発生しないといつまでも含み損を抱える危険性があります。
そのため、ロジックによる決済だけではなく、固定ストップ・リミットではさみこんだり、トレーリングストップを 重ねて設定しておくことをオススメしております。
固定ストップと時間制限
「固定ストップ・リミット(SLTP)」による決済方法は、注文をだした時点での価格から 上に15pips、下に10pipsなどの方法で設定することが可能です。
また、決済条件が緩い場合はいつまでもポジションを持つことがあり、急激な値動きなどに対してリスクが増すことになります。そのため、エントリーの根拠が薄れたと考えられる時間で損益に関わらず決済させる方法があります。
トレーリングストップ
トレーリングストップに関しては2種類のタイプをご用意しています。
1つは通常のトレーリングストップで、ストップとリミットを利益増大の方向へずらします。
このトレーリングストップは順張りのロジックと相性がよく、
利益を増大させる反面、デメリットとして勝率を下げてしまいます。
もう1つは「ギャンルールのトレール」で、 ストップのみを更新します。
(リミットは固定)
こちらのトレールは逆張りロジックと相性がよく、ストップを利益増大の方向へ更新します。
デメリットとしては「ノイズが大きい場合に、ノイズに狩られる傾向」があります。
トレーリングストップの幅の決め方
トレールに使用する指標を決めていただく必要があります。
トレールは、
”バンド系指標(ボリンジャーバンド、エンベロープなど)"
もしくは"固定pips”を用いて設定します。
固定pipsでトレールをすると相場のボラティリティに対応できませんので、 変動数値を用いて設定することをオススメします。
ご指定いただかない場合は、固定pipsでの設定となりますので、是非ご指定ください。
例えば、バンド系指標を利用する場合は、「ボリンジャーバンド1σでトレール」 などの指定方法になります。
「よくわからない」という方は「上に15pips,下に10pipsでトレール」などとして頂ければOKです。(この数値はパラメータ設定にて変更可能にすることができます。)
また、もっと細かい指定をしたい場合でも、精密に指定して頂ければ指定可能です。
複数の決済方法の融合
複数の決済方法を複合させることももちろん可能です。(推奨)
複数の決済方法を混合させることでより堅牢な自動売買プログラムを構築することができます。この場合、 それぞれの決済方法が「すべて揃った条件」なのか「独立の条件」なのかを明記しくてください。
「すべて揃った条件」とは、複数の決済シグナルが全て揃った状態で初めて決済する場合のことを指し、 「独立の条件」とは、複数ある決済シグナルのうち、一つでも条件を満たせば決済することを指します。